Motionsバーベルセット

Motionsより待望のバーベルセットが販売されました!バーベルは本格的なトレーニングをするのであれば必要不可欠な器具です。この記事ではMotionsバーベルセットの詳細に加えて、バーベルの種類や選び方、効果的な筋トレ種目の解説をしていきますので、ぜひ、参考にしてみて下さい。また、記事の文章が長いと感じる方は、目次から興味のある箇所に移動できますのでご利用ください。

バーベルとは?

バーベルと聞くと、誰もが鉄の棒の両端に重りが付いているものをイメージできると思います。手で握る部分を『シャフト』、左右に取り付ける重りの事を『プレート』、プレートを取り付ける部分を『スリーブ』と呼び、プレートを付け替える事で重量の変更ができます。見た目はとてもシンプルなのですが、筋トレの効率を大幅に上げてくれるので、筋トレで使うトレーニング器具の中でも最も代表的な器具の1つとして知られています。

では、バーベルのどこが優れているのかを見ていきましょう。

バーベルトレーニングのメリット

BIG3を行う事ができる

BIG3とは【ベンチプレス】【デッドリフト】【スクワット】の3つの種目の事です。この3つはコンパウンド種目といわれており、一度に複数の筋肉や関節を動かす為、筋トレにおいて最も効率的な種目といわれています。例えば、バーベルベンチプレスでは【大胸筋】【三角筋】【上腕三頭筋】をメインとした上半身を鍛える事ができるのですが、このように1つの種目で大きな筋肉と複数の筋肉を鍛える事ができて、上記の3種目を行う事でにほぼ全身の筋肉を鍛える事ができるのでBIG3と呼ばれています。そして、バーベルがあればこのBIG3を行う事ができる為、結果的に筋トレの効率を上げる事ができるのです。

高重量を扱う事ができる

ウェイトトレーニングにおいて自重やダンベルを使う事がありますが、扱える重量はバーベルとは比べ物になりません。筋肉は筋トレによって筋繊維に負荷をかけて傷つけ、そこから成長していくものであり、負荷が大きいほど効果は上がります。筋トレを始めて間もないうちは、自重やダンベルを使ったトレーニングでも負荷をかける事はできますが、筋肉が成長するとそれまでの負荷では足りなくなってしまい、筋肉に十分な負荷をかけられなくなってしまうかもしれません。以上の事から、『高重量を扱ったトレーニングができる』というのはバーベルトレーニングの最大のメリットであり、筋トレを行うのであれば初心者や上級者関係なくバーベルトレーニングを行う事が望ましいです。

筋トレの効率を上げてくれる

BIG3の所と少し似ているのですが、バーベルを使ったトレーニング(コンパウンド種目)では、1つの種目で複数の筋肉を鍛える事ができます。つまり短時間でも全身の筋肉を鍛えることができるのです。例えば、BIG3の項目で書いたように、バーベルベンチプレスでは【大胸筋】【三角筋】【上腕三頭筋】を鍛える事ができますが、ダンベルを使ってこれらの筋肉を鍛えるのであればダンベルベンチプレス、ダンベルショルダープレス、ダンベルフレンチプレス等のトレーニングを行わなければなりません。このことから、BIG3等のバーベルを使ったコンパウンド種目は、効率よくトレーニングができるという事になります。

バーベルはシンプルな器具ですが、使う事で様々なメリットがあるということを何となく分かっていただけましたか?実は、シンプルに見えるバーベルにも種類があって、形状によって効果の違いがあります。いざ自分が買うとなった時に、何を見て選べばいいのかを見ていきましょう。

バーベルの種類・選び方

選び方のポイント:シャフトの形状

一見、鉄の棒に重りが付いているだけのバーベルですが、シャフトの形状が異なるものがあります。シャフトの形状によって何が変わってくるのでしょうか?ここでは、一般的に使われているストレートバーEZバーについて説明しておきます。

ストレートバー

 

一般的な、シャフトがストレートタイプのバーベルです。高重量な種目を行うのに向いているという特徴があり、複数の関節や筋肉を動かすBIG3等の種目を行うのに最適です。デメリットとしてはバーベルカール等の一部の種目を行う時に、手首の角度をバーベルの形状に合わせて動かさないといけない為、手首や関節に負荷がかかり痛めてしまう可能性があるということです。しかし、BIG3の種目は全てこのタイプのバーベルで行う事ができるので、どのタイプのバーベルにするか迷ったのであればこちらを選んでおけば問題ないでしょう。

EZバー

EZバータイプのバーベルはシャフトの部分がWのような形状をしているバーベルです。この形状は、手首や関節への負担を軽減する為のものであり、上記のバーベルカールを行う時も、関節を自然に動かすことができる為、適切な負荷でトレーニングを行う事ができます。簡単に安全なトレーニングができるのでEZ(イージー)バーと呼ばれています。デメリットとしては、バーベルカール等のように部分的な筋肉を鍛える種目(アイソレート種目)に適した形状の為、BIG3に適したバーベルではないということです。アイソレート種目をメインで行いたい方はEZバーを、コンパウンド種目をメインで行いたい方はストレートバーを使うようにすれば、効果的にトレーニングを行う事ができます。

選び方のポイント:バーベルの長さ

バーベルの長さにもタイプがあり、基本的に160cm、180cm、200cm、220cmの4種類があります。ジム等で利用されているのは200cmのものが多いですが、自宅で使う場合はスペースに収まるサイズを選びましょう。また、バーベルと一緒に使うパワーラックやスクワットラック、ベンチプレス台をお持ちの方や、購入をご検討されている方は、それらの器具の幅も把握して選ばなければなりません。幅を考えずに購入してしまうと、せっかく買ったのに使えず無駄になってしまう可能性もあります。

選び方のポイント:スリーブの太さ

バーベルのグリップ部分の太さは、どれもほぼ同じなのであまり気にする必要はありませんが、プレートを取り付ける部分であるスリーブの太さには主に2種類あります。スリーブの太さはバーベル選びにおいて重要になりますので、違いを確認してご自身に合ったものを選びましょう。

50mmシャフト

高重量用のシャフトで『オリンピックバー』と呼ばれており、オリンピック種目や重量挙げの競技にも使われています。シャフト自体が長く重量もある為、ジム等で使われることが多く、自宅でのトレーニングに使われることは珍しいです。

28mmシャフト

自宅でのトレーニングにおいて一般的なタイプです。ダンベルと同じプレートを使う事ができるというメリットもあります。50mmシャフトのものと比べると重量も軽いので、女性の方にも使いやすくなっています。

いかがでしょうか?バーベルにも様々な種類がありますよね。自分がどんなトレーニングをやりたいのか、どんな身体になりたいのかを考えた上で選ぶことが大事です。また、部屋のスペースも把握しておく必要があります。では、次はいよいよ新登場のMotionsバーベルセットの紹介です。今回登場するバーベルセットは【100kg】タイプ【30kg】タイプの2種類をご用意しています。それでは、見ていきましょう。

Motionsバーベルセット商品情報

【100kg】タイプ

シャフトの形状・・・ストレートタイプ
シャフトの全長・・・180cm
シャフトの重量・・・8.5kg
スリーブの太さ・・・28mm
プレートの重量・・・5kg、10kg、15kg、20kg(各重量2枚ずつ付属 合計100kg)

Motionsバーベルセットはシャフトがストレートバーで全長180cmとなっており、BIG3を行うのに最適なバーベルとなっております!また、シャフトの重量は8.5kgでスリーブの太さは28mmの為、自宅でのトレーニングに適しているのも嬉しいですね!そして、こちらのタイプは扱える重量が最大100kgという事が最大のポイントです!例えば、バーベルスクワットは大腿四頭筋やハムストリングス等の大きな筋肉を使う為、続ける事で比較的早くに成長します。これは筋力が強くなっているという事なので、扱う重量を増やしていかなければなりません。その為にはある程度の重量があった方が良いので、100kgの重量があれば長期間、筋肉に負荷をかける事ができるということです。そして、1番軽い重量で10kg~なので、筋トレ初心者の方にも安心して使って頂けます!こちらはどんどん筋肥大をしていきたい本格トレーニング派の方におすすめのタイプです。

Motionsバーベルセットの商品ページはこちらです。

【30kg】タイプ

シャフトの形状・・・ストレートタイプ
シャフトの全長・・・180cm
シャフトの重量・・・8.5kg
スリーブの太さ・・・28mm
プレートの重量・・・5kg、10kg(各重量2枚ずつ付属 合計30kg)

シャフトに関しては【100kg】タイプと同じですが、こちらは扱える最大重量が30kgで【100kg】タイプと比べると、非常に扱いやすい重量設定となっております!筋トレ初心者の方でも、30kgの重量を扱えるようになるのにそこまで時間がかかりませんので、どんどん扱える重量を増やしていきたいという方には【100kg】タイプを選ばれた方が良いです。こちらは本格的に筋肉を成長させたい人よりも、ある程度の負荷でトレーニングを行い、身体を引き締めたい方や、女性の方におすすめのタイプになります。

Motionsバーベルセットの商品ページはこちらです。

バーベルと一緒に使うと効果がアップする器具

バーベルは非常に優れた器具ですが、他の器具と一緒に使う事でさらに効果をアップさせることができます。ここでは、トレーニングの時に、バーベルと一緒に使いたい器具を紹介していきます。

トレーニングベンチ

BIG3の1つであるバーベルベンチプレスを行う時に、絶対に使いたいのがトレーニングベンチです。筋トレにおいて大事なものの1つに可動域というものがあるのですが、これは筋肉に負荷をかけながら大きな可動域を取った方が効果的に刺激を与えられるからです。実際にバーベルベンチプレスをやる時に、ベンチが無いのであれば床に直接仰向けになってやらなければいけません。しかし、この状態では床より下に肘を下げる事ができないので、可動域を十分に確保できず、効果が減ってしまいます。トレーニングベンチがあれば、ベンチの上で可動域をしっかり確保できるのでトレーニングの効果を最大限に引き出すことができるのです。また、トレーニングベンチは自重やダンベルを使ったトレーニングと組み合わせる事もできるので、持っていれば筋トレの種目が増えたり、より効果的なトレーニングができます。

パワーラック

こちらも主にBIG3の種目を行う時に効果を発揮してくれる器具です。バーベルを掛けるラックが付いており、このラックの高さを調整することで、BIG3の種目に合わせた高さにバーベルをセットできるのです。例えば、BIG3は高重量、高負荷な種目であり、バーベルを床に置いてある状態からスタート位置に持っていくのは非常に難しいです。軽い重量であれば可能かもしれませんが、重量を増やして無理矢理持っていこうとすれば、関節や筋肉を痛める可能性があり、万が一バーベルを落としてしまうと、怪我をしたり床に穴が空いてしまう事もありえます。特に、バーベルベンチプレスにおいては、トレーニング後に自力でバーベルを降ろせなくなって首や顔に落ちてきたりすれば、命に関わる大惨事に繋がります。こういったリスクを考えるならば、パワーラックも必須の器具となります。

トレーニングベルト

トレーニングベルトは、筋トレのパフォーマンス向上と腰への負担を軽くしてくれる効果があります。特に高重量、高負荷な種目を行う時に効果を発揮してくれます。主な効果としては、腹圧を高めて力を出しやすくするサポートをしてくれます。息を吸い込んでお腹を膨らませたのが、腹圧を高めている状態であり、腹圧を高めると力が出しやすくなります。この状態でトレーニングベルトを巻くことで、腹圧を高めた状態をキープすることができて、ウェイトトレーニングにおいていつも以上の力を出しやすくする事ができます。また、腹圧を高める事が体幹の強化に繋がり、腰への負担を軽減してくれる役割もあります。以上の事から、高重量を扱うBIG3との相性が良く、トレーニングをより効果的にしてくれるのです。

まとめ

今回は新発売となったMotionsバーベルセットの紹介と、バーベルについて詳しく解説していきました。バーベルがあれば、自宅でジム並みのトレーニングを行う事ができます。また、バーベルを使ったトレーニングは、より効果的、効率的に身体を鍛える事ができます。「筋トレはしたいけど、ジムに行くのが面倒」「ジムでは待ち時間があったり、待っている人がいるから満足いくまでトレーニングができない」等のお悩みを持っている方は、この機会にMotionsバーベルセットの利用をご検討されてみてはいかがでしょうか?是非、ご自身の目的に合わせたバーベルセットを選んでいただき、質の高いトレーニングを行っていただければ幸いです。